2009/03/27

人間性

明日からETCを搭載した車の高速料金が1000円になる。
ヨーロッパのある国では環境を考えて車の使用を控え、自転車や公共交通機関を使うように心がけている人達がいる。にも関わらずこの国ではより車を使えと言うのか。高速料金を安くする分、公共交通機関を充実、値下げするべきなんじゃないのか。そりゃあそうすれば車の需要が増えて今深刻な自動車産業がちょっとは良くなって、また深刻な雇用とかにも関わってくるのかもしれない。確かにそれは日本の重要な課題であるのに間違いはない。
1995年、震災直後の神戸。電車の窓から見える倒壊しかかった家の屋根に現代美術家島袋道浩は「人間性回復のチャンス」と書かれた看板を掲げた。彼は震災という悲劇の中で見ず知らず助け合う人達を見てこの看板を掲げた。国敗れて山河有り。勝手に深読みするなら、壊れた街に人間性を重視した新しい街を作るチャンスでもあったはずだ。
今は100年に一度の世界恐慌だと言う。経済なんかまったく詳しくもないけど、もし回復したところで今まで通り続けていたらまた同じく繰り返されるんだろう。何度も繰り返せるほど資源はない。神の見えざる手なんかあってたまるか。今までの欠陥がわかってて、新しく作り変えてく必要があるなら、今また人間性回復のチャンスのはずだ。どうせなら時代遅れのGDPなんか捨てて、もっとマクロに考えれる国になって欲しい。宮台真司14歳からの社会学」に環境問題の最先端として、ドイツから出てきた環境ラディカリズムが紹介してあった。これは人間視点(人間が生きるために環境をどう守るべきか)じゃなく、環境視点(環境が生きるために人間はどうするべきか)に立つ考え方、だそうだ。そしてその次の行。現在の地球人口は約60億。ある試算だと、6億に減らないと地球環境を保全できない。アメリカの人間が1人死ねば、アフリカの人間50人分の資源が節約できる。だから、戦争やテロが起こって先進国から順番に人間が死んでいくのが、地球環境にやさしい。(という議論が実際なされている。)
僕は車を持っていない。理由は維持できる程のお金がないから。僕自信もこの蚊帳の中にいる。

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