2010/07/27

知的バカ

久しぶりに本屋さんに行ったら、宮沢章夫さんの「東京大学ノイズ文化論講義」を発見した。2007年に出た本なのに今頃発見した。この本は東京大学の講義「表象文化論特殊研究演習Ⅱ」というわけのわからない名前の講義を書籍化したものなのだが、この前段階の講義「表象文化論特殊研究演習」を書籍化した「東京大学80年代地下文化論講義」という本を僕はブックオフで掘り当て、とっても興味深く読んだわけだ。東京大学っていう名札にビビる必要もなく、内容はとってもわかりやすい。
本の内容はうまいこと語れないから省略するけど、大ざっぱに「東京大学80年代地下文化論講義」は桑原茂一やクラブピテカントロプスエレクトスやYMOや大友克洋や岡崎京子やラジカルガジベリビンバシステムや…という聞く人が聞けばヨダレがたれるような内容なわけだ。80年代サブカルチャーの中でも「かっこいい」方のサブカルチャー。そして「東京大学ノイズ文化論講義」は現代に移り、「ノイズ」の擁護を目的にしてるようだ。まだ始めの方しか読んでないけど。仕事の〆切が近いので続きを読めるのは結構先になると思うのだけど、本の出だしがこれまた良かった。喫煙者をあんまいじめないでよって話しからヨサコイソーラン節の許しがたいかっこ悪さについてと、僕が鬱々と思ってたことが書いてたので、数ページ目にして2000円という大金をはたいたかいがあったという気にもなる。その後話しは宮台真司さんなんかもよくするノイズを排除したニュータウン問題になり、神戸連続少年殺傷事件との関連になりオウム事件になりオタク問題になり…まぁまだ呼んでない本のことはとりあえず置いといて、以前ラジオのゲストで宮沢章夫さんが出てた時の話しを思い出しても、僕はこの人かなり好きなわけだ。そのラジオでは一見バカなことばっか言ってたのだけど裏には教養があってセンスオブワンダーの高さを感じる。バカを失わずして教養を身につけるというか、それがあるからこそ気づく、言えるバカなことなのだ。彼は劇作家で遊園地再生事業団を主催してるらしいがそれは見たことない。好きなのに活動を追わないってのが僕のダメなとこだなー。とにかく、僕はこういう知的バカ(褒め言葉)に憧れもするし、好きなのだ。
ごくごくたまぁーにこういう知的バカを持ってる人がいる。「サブカルパジャマトーク」ってpodcastがあるんだけど、これまた知的バカを持つよしこさんとスーパークリエーターgamella氏二人のトークがオモシロイ。podcast第1夜のタイトル「DMMとニコニコ動画が切り開くハードコアポルノ2.0」。。。このタイトルだけでおもしろそうだと思う人と気持ち悪いと思う人に別れるかもしれないが…僕的にはオススメなのである。まぁただの笑えるバカ話しなんだけど、ただのバカじゃできない切り口がある。というかチョー頭いい。けどバカ。という褒め言葉。

ライムスター宇田丸さんが映画批評の中で、お笑い芸人俳優がスクリーンでただ変な顔をして喜劇を成立させようとすることを、喜劇と観客をなめてるという批判を込めて「ベロベロバー」と言っている。バカがバカをやったらただのバカになっちゃう、という例えとして出そうと思ったけど、なんか変だな。

話しが飛んだけど、繋げる言葉が見つからなかっただけで、そして先の文考える時間もなくなって僕がただのバカだってバレちゃう文だけど、まぁとにかく、そういうことだね。

0 件のコメント:

コメントを投稿